色の濃淡と風合いを楽しむ大人のショートジャケット

毛織物の産地である、尾州で無染色メリノウールの梳毛糸をつかったトロピカルウールファブリックのジャケット。 追撚をかけた梳毛糸をじゅうぶんな打ち込みで、空気を含みながらゆっくりと織り上げた1枚。

無染色ゆえの軽やかな着用感に仕上がっています。 60番手の有色メリノの梳毛糸を双糸で強撚し、同色の単糸とを組み合わせ、糸の縮率差だけを利用し織り上げた単色のシアサッカーです。 色の濃淡と、表面のシボ感が同時に楽しめるこだわりの素材感です。

1940年代のフランス海軍のカバーオールと1970年代のスウェーデン軍のホスピタルシャツにそれぞれ着想し、アレンジをした大きな衿のショートジャケット。 立体的でありながらゆったりとしたシルエットに、ひとつ釦の仕立てで、カーディガンのような印象もまといます。

さらりとしたリラックス感のある着心地で、真夏の羽織としても使いやすい裏地のない一重仕立て。裏のパイピングに花柄の生地を使用した、細部まで美しい1枚。 同シリーズのパンツとのセットアップもお勧めです。